肩こりについて

筋肉の緊張によるものではなく病気が原因の肩こりもあります。原因と症状は病気によって異なります。代表的なものを紹介すると、五十肩というものがあります。五十肩は単なる肩こりではなく、肩関節周囲炎と呼ばれる病気です。

肩関節のまわりが炎症を起こしているので、関節を動かすと強い痛みが出るという特徴があります。頚椎症や椎間板ヘルニアといった首や腰の病気も、肩こりを伴うので注意が必要です。

こんな症状も

頚椎症を放置すると肩の痛みだけでなく、手足が重く感じたり後頭部が痛くなったりします。椎間板ヘルニアの場合、頭をまっすぐにしているとき位は不調を感じず後ろに反らすと後頭部から肩にかけて強い痛みが生じます。

頚椎症と同じで放置して悪化させると、手足にも重だるさや痺れを感じるようになります。その他にも肩とは全く関係のない内臓の病気が肩こりを引き起こす事があります。肩こり以外にも該当する内臓の部分に痛みが現れます。

肩こりとともに左胸や左腕に痛みがあるときは狭心症や筋梗塞の恐れがあります。頭痛やめまいといった症状は脳動脈瘤になっていると現れやすいです。

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